- 2020.04.23滑り止めASL工法にできることって何なの?
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こんにちは 佐々木です。
このブログを書いてるボクは現役の防滑工事師です。
大阪で床の滑り止め工事店として、おかげさまでこの5月1日で創立20周年を迎えます。
とは言え、本来めでたい筈の創立記念日ですが…
どうやら今年はイベントを行うことはガマンガマンの自粛ですね。
ほんと、21周年の時は、スタッフやお客様集めてきっちりお祝いするぞっ!
うん、絶対そうしよう!!
「コロナ、チックショーーーーーーーッ!!」
な~んてしみじみ思う今日この頃です。
で、今回は、今日もテレワークしながらこんな床の安全対策について綴っていきたいと思います。
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普段は職業柄、いろんな施設に訪問させてもらっていましてね。
そんな僕たちが日々おこなっていることと言えば、現場で、雨の日や水に濡れて滑るタイルや石を見た目そのままに滑らなくする工事です。つまりかんたんに言うと…
施設のお客様の安全を守りたい
という思いで毎日毎日 いろんな床と対峙しています。
そんな僕たち。。
☑滑り止め工事屋にできることって何?
▲マンションや学校施設、病院や駅といった不特定多数が多く歩行する場所にも、ボ止め工事ASL工法が多く採用されています。
そうなんです(どうなんです?)そもそもなぜ床が滑るのか?
ってお話は以前にもブログの記事で書かせていただきましたが、今回は各施設が『雨や濡れた時に発生する床の滑り』についての安全対策や対応策について述べたいと思います。
対応策 その① 濡れても滑りにくい床材を使用する。
これから新築したりリノベーションされる場所でしたら、工事の時に今の滑りやすい状態の床材(例えばタイルや石材、など)のを一度めくって張り替えるか、それとも今の床材の上に滑りにくい素材のもの、抵滑り抵抗の大きい床材を新規で張るのも一つの方法かもしれませんね。
・メリット (見た目を一新できる、効果が得られる自分好みのデザインや素材を選ぶことが可能、)
・デメリット(コストが高い、工事中に音や臭いとか埃が出る、工事に日数が掛かる、お客様の通行に支障がでる、)
対応策 その② 滑りにくい履物を用意する。
最近では作業用の安全靴や耐油ようなど滑りにくい長靴等もよく作業着屋さんにもよく売られています(ホームセンターさんとか、ワークマンさんとかとか)
これは、工場や厨房といった 限られた場所で限られた人のみが使用するシチュエーションで効果を発揮します。
・メリット(いちいち履き替えることでその他のスペースに滑りの原因を持ち出さなくなる)
・デメリット(その履物着用以外の方は非常に滑りやすいままなのでひとつの対応策ではあるが根本的な床の安全対策とはいえない)
対応策 その③ 滑り止めASL工法を行う
これがボク達マイトが滑り止め工事屋としてできる事、
対応策① ②と述べてきましたが、今日お話ししたいのが只今いちばん人気のこの安全対策工法といえば、コレです。滑り止めASL工法(エーエスエル工法)
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濡れて滑るタイルや石を滑りにくくするコーティングではない床の滑り止め
なので、テープを張ったり既存の床材に着色したり凹凸をつけたりする工法ではないので、
せっかくのタイルや石材の見た目の高級感を守りつつ、しかも防滑効果は抜群の安心工法です。
●ASL工法で滑らなくなる仕組み左の図の施工前は、水が床の上をスムーズに移動するので人が滑る右の図の施工後は、微細な穴に水を押し込み水の移動を抑えるので人が滑らないASL工法とは、液剤を床材(タイル・石)に塗布することにより、
特定の成分を溶かし出し数マイクロメートル(1000分の数ミリ)の無数の穴をタイルや石の表面に形成します。そこで溶け出た微細な成分と液剤を洗い流して施工完了です。施工前と施工後の違いは、床の表面に「穴があるかないか?」それだけです。濡れている時に人が歩くと、体重でぎゅっと水を押し込み、水が移動しづらくなるので人が滑らない。そういう仕組みです。タイルや石は表面が摩耗し徐々に穴がなくなります。逆に穴がある限り、床表面を適切に清掃すれば効果は持続します。上記のように滑り止めASL工法は一般社団法人アンチスリップ・ラボ推奨の
濡れて滑るタイルや石を滑りにくくするコーティングではない床の滑り止め
なので、テープを張ったり既存の床材に着色したり凹凸をつけたりする工法ではないので、
せっかくのタイルや石材の見た目の高級感を守りつつ、
しかも防滑効果は抜群の安心工法です。
というわけで
●メリット・コストが安い
・テープを張ったりコーティングする工事ではない為現状の美観を損ねない
・工事中に音や埃が発生しない
・工事中には歩行箇所を確保しながらの分割施工も可能
・工事完了後は乾燥時間も必要ないため、すぐに床の開放使用が可能
・駅や高速道路、学校、病院やスーパー、商業施設での施工実績が豊富な為安心できる施工方法である
・一般社団法人アンチスリップ・ラボの推奨工法であること●デメリット
・タイルや石材専用の滑り止め工法であるため、長尺シートやフローリングその他床材には適さない
(※タイルや石材以外の時はまた違う施工方法での対応ももちろん可能です。)今日は対応策について3つほど書き出しましたが、対応策については今日書きながら「まだアレもあるなっ!コレもあったな!!」とか頭の中に沸いてきたので、また今後何かの機会に追加していきたいと思います。
では、またっ!
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床の滑りや安全対策や日常メンテナンス等お困りごとや相談ごとをじっくりお話しくださいね。
有限会社マイト 代表取締役 佐々木康至(ササキ コウジ)でした。
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